エキシビジョンマッチ
            vsINAC神戸   in神原スポーツ公園多目的広場

<2011年03月27日(日)>
   13時00分キックオフ

吉備国際大学 (0−3) INAC神戸
(0−2)


●先発メンバー      ●交代者
選手名 IN OUT
GK 山本彩可 高野紗希 中塚理加
DF 鎌田 蘭 野間文美加 高橋千帆
DF 武田ありさ 東 美希 三宮詩貴
DF 松下芙実子 松村真冬 鎌田 蘭
DF 今西 梓 池田奈里美 今西 梓
MF 杉田亜未 成合 瞳 松下芙実子
MF 尾山沙希 福井しほり 重政 絵
MF 重政 絵
MF 三宮詩貴
MF 中塚理加
FW 高橋千帆


 試合前、東北・関東大震災に被災された方々にたいしての黙祷から始まった。

 13:00Kickoff。試合開始から両チームが主導権を握る為に激しい攻防が続く。技術の差ではINACに分があるが、FC高梁は1人ひとりが協力し、ひたむきにボールを追いかけ、その差を感じさせない。集中して守備をし、攻撃に結び付ける。立ち上がりは互角だったが、次第にINACが押し込む時間が増え、FC高梁は20分過ぎに失点してしまう。 FC高梁は、中塚に替えて高野を投入するものの、ここから2失点し、前半は0‐3となる。

 後半開始から、FC高梁は3人の選手交代(高橋→野間、三宮→東、鎌田→村松)を行い、1点を奪いにいく。前半同様、主導権争いの為、激しい攻防が続く。FC高梁はサイドを起点に攻撃を行うものの、あと一歩シュートまで結び付かない。反対に、INACにボールの保持率を上げられるようになり、2失点してしまう。FC高梁(今西→池田、松下→成合、重政→福井)とINACは後半途中に選手交代を行い、それぞれ活性化を図る。ボール保持率で上回るINAC、それを我慢強く守備をするFC高梁という構図は前半と変わらないが、カウンターでINACのゴールに迫る。終了間際、FC高梁に最大のチャンスが訪れるが、野間が放ったヘディングシュートは、僅かにゴールから外れる。そのまま、試合は終了し、0‐5でFC高梁は敗れた。

 試合は敗れたものの、日本代表選手が多数所属しているINACに対して、『粘り強く、ひたむきに』プレーする姿が印象的だった。また、日本のトップレベルを体感した選手達にとっては、成果と課題の両面が見えた試合だっただろう。特に、『個の力の向上』の必要性を改めて感じることができ、今後の取り組みに、より一層力を入れることが必要であると感じられる試合であった。

 最後に、出場選手以外に、チームを運営で支えた選手、OGの尾上、藤田の両名に大変感謝しています。また、地域の方々を始め、男子サッカー部が応援で盛り上げてくださり、緊張感あるものになりました。感謝しております。ありがとうございました。今後も、FC高梁吉備国際大学をよろしくお願いいたします。






                    吉備国際大学女子サッカー部  3年  東 依里

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