<2012年02月09日(水)〜2012年02月13日(月)>

          カンボジア訪問
          サッカースクール

          
                 ≪参加者≫
              太田真司、松下芙美子



2月9日から13日までカンボジアに高梁ロータリークラブの方と監督と訪問してきました。ロータリークラブの方々は水ろ過装置の譲渡式や里子の自宅訪問などが目的で私たちはカンボジアの子どもたちのサッカースクール目的でした。訪問初日、プレイロベア高校を訪問しそこで約18名の男子学生のサッカースクールを行いました。カンボジアの子たちのサッカーのレベルが最初わからなかったので最初に紅白戦をやってもらったのですが、技術は荒削りでしたがポテンシャルがとても高く大変驚きました。スパイクを履いている子は少なくほとんどが裸足だったのですが、そんな状況でもガタガタのグランドでも速く走り、ボールも思い切り蹴っていました。紅白戦の後は監督が実際に彼らに合ったメニューを考え、基礎練習とサッカーの基本の戦術というものを通訳を介しながら説明し指導を行いました。監督が話している時の彼らのまなざしは真剣で、もっとうまくなりたいんだという気持ちが見ているだけでもとても伝わり、とにかく熱心で目がキラキラと輝いていました。約1時間の練習が終わり最後にまとめのゲームを行ったのですが、見違えるように彼らは成長していました。こんな短時間で成長できる事に私は驚きまた感動しました。

2日目は、小学校を2校訪問し子どもたちとミニゲームを一緒にやりました。子どもたちは懸命にボールを追いかけゴールを目指していました。終止笑顔でギャラリーも多く、本当に楽しかったです。そして午後は再びプレイロベア高校を訪問し、サッカースクールを行いました。境は3対3や5対5を行いました。彼らの、のみ込みは昨日同様にとても早くすぐに理解していました。そして最後にはまたゲームを行い、今までの総決算だったのですが初日より2〜3倍は本当に上達していました。

私はこの2日間彼らの姿を見て、サッカーが大好きであるという気持ちをもつ大切さ、ひたむきさ謙虚さというものを学ばさせて頂きました。やはり初心を忘れてはならないし、原点に戻るいいきっかけになりました。彼らのあの姿を決して忘れません。
今回カンボジアを訪問した事により、カンボジアの現状や実態というもを直接肌で感じる事ができました。なのでいろいろな事を考え、感じ、学びました。このような貴重な経験はそう決して経験できる物ではありません。私はこの経験できたことをこれからに生かしていきたいし、この経験できた事、学んだ事を伝えていきたいです。それが今の私に出来る事なのではないかと思います。今回この機会を与えてくださった、高梁ロータリークラブの方々と監督に心から感謝しています。本当にありがとうございました。


           吉備国際大学女子サッカー部  3年  松下 芙美子

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